マイケル・ジャクソンさん遺産管理団体、遺品盗んだ実姉の元婚約者を訴訟へ

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 マイケル・ジャクソンさん
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 マイケル・ジャクソンさんの遺産管理団体が100万ドル(約1億4千万円)以上とされる盗難品の取り戻しを求めている。

 2009年6月に他界したマイケルさんの遺産を管理する弁護団は以前、マイケルさんの姉ラトーヤ・ジャクソンと2013年に婚約しその2年後に解消した映画プロデューサーのジェフレ・フィリップスが、キャロルウッドにあったマイケルさんの自宅から貴重品を盗んでいたことを明かしていた。

 この家を売る計画を最近中止していた同団体は現在、ジェフレが盗んだとされる未発売のコンサート映像のDVDやノートパソコン、ハードドライブを含めた全ての品物の返還を求める訴訟を申請している。TMZによると、その全ての品物のありかを知っているが、取り戻すための支援が必要だという。

 マイケルさんの死後9日間に渡って同宅に滞在していたジェフレについて、今年6月、同弁護団は、亡くなったベッドでマイケルさんの医療器具や、着ていたパジャマを盗んだと非難、告訴状にはこう綴られていた。

 「身の毛のよだつ、非人間的行動で、フィリップスはジャクソンさんが人生の最後の数時間に着ていたパジャマさえ盗んだのです」

 「そして亡くなる前の短い時間に、ジャクソンさんの命を救おうと必死だった人たちが使用したと思われる蘇生チューブもフィリップスは盗みました」

 同団体は昨年12月にもジェフレがマイケルさんの所有物をオークションにかけようとしていると訴えていた。それらの品物が本物であることを保証するため、ジェフレは同オークションの開催元に対しマイケルさんの死後数日間、その自宅にいた自分が持ち出したものだと認めていた。

 そしてオークション会社が品物の真偽確認のため遺産管理団体に連絡、ジェフレが「マイケルさんのメイクアップが付着した」と言ったとされるサングラスが出品されたことを伝えていた。

 ジェフレは婚約解消後もラトーヤと親しい友人関係を続けているとされているが、現在も連絡を取っているのかは不明となっている。

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