乃木坂46齋藤飛鳥がグループ卒業発表 24歳の決断「私の人生、完全に乃木坂一色に染めてもらったな」

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
 トークを盛り上げる齋藤飛鳥=東京・赤坂のベクトルスタジオ(撮影・堀内翔)
 トークを盛り上げる齋藤飛鳥=東京・赤坂のベクトルスタジオ(撮影・堀内翔)

 女性アイドルグループ乃木坂46の齋藤飛鳥(24)が4日、自身の公式ブログを更新し、グループからの卒業を発表した。12月7日に発売される31枚目シングルをもって卒業する。年内いっぱいで活動を終了した後、来年中に卒業コンサートを行うという。

 ブログの冒頭で「卒業」という言葉を自身から発信しないように努めてきたと断った上で「そんな私が、その言葉を使う時がきたのですね」と切り出し、「約11年間、本当にありがとうございました。わたくし齋藤飛鳥は、次のシングルの活動をもって乃木坂46を卒業します」と打ち明けた。

 中学1年生時にオーディションに合格し、第1期生として活動を開始した。「あっちもこっちも乃木坂に溢れて、私の人生、完全に乃木坂一色に染めてもらったな」とグループへの思いを吐露。「学校にも馴染めなかったような私が、メンバーに会うのだけは楽しくて、ちっちゃい子たちで集まると話も尽きなくて、おねえさんたちにはたくさん甘えて。母も安心しただろうな、それがうれしかったな」と、当時に思いをはせた。

 周囲のメンバーが力をつけてきたことに、複雑な心境だったという。「何か見つけてなきゃいけなかったんだ、これ取り残されてる、って焦り出して」「でも、なんにも無かったんだ、私に。いっぱい装飾したり殻を作って閉じこもったり、そういう事しか思いつかなかったんだー」などと告白。「そこから色んな私を見せていったから、失敗も、色んなパターンで経験しました。最悪な時期も、ちゃんとありました。焦ってもがいていた時間、決して短くはなかったと思います」と打ち明けた。

 それでも現在は「だけどその過去、経験できて本当によかった。当時はまったくそう思えなかったけど、あれが無かったらたぶん、私って私じゃないです」と前向きに捉えている。スタッフに対し「それがどうしてそう思えているのかって、完全に周りの人のおかげなんですよね」「絶対大変なはずなのに。大人になってからも、なんていい会社なんだろうって思ってる」と、メンバーに対して「私がマイペースに居てもそれを面白がってくれたり受け入れてくれるし、歳とか歴とか関係なく尊敬できる人たちがたくさんいる!」などと、謝意と尊敬を記した。

 ファンに向けては「私を包んでくれる人たちばっかりで、嘘偽りなく、みなさんに救われています」と感謝。「何にも熱中してこなかったから、ファンの人を見るといつも新鮮にうれしくなるんです!あんな熱量どうやって管理してるんだろう、私もそんなに熱くなりたい、って」とした上で、「でもよくよく考えたら、私もみなさんと同じ、乃木坂にお熱でしたよね。なんにも続いてこなかった人生なのに、かれこれ11年ですよ。あちあちじゃん~」と続けた。

 卒業については「今の私の1番大事にするべき事は、とにかく周りに恩を返していく事!」と改めて説明。その上で「ほんと甘ったれで、もっと早くに返せよってお話しだし今からじゃ間に合わないくらいなんですが、自分を好きで、思ってくれている人、思ってくれていた人に対してはしっかり向き合いたい!もちろん、見返りはなしで!だから少しだけ、最後に私に時間をください」と訴えた。

 卒業公演に関しては「厳密には活動は年内いっぱいになります」と明かし、「すこし変わったパターンなのですが、卒業コンサートは来年に開催させていただく予定です!」「ライブはすごく好きで大切な場所だから、やっぱり最後はお顔を見ながらみんなでお祭りして、楽しく最後を迎えたくて…日程や会場など細かい部分は現在調整していただいているので、ご理解の程よろしくお願いいたします。少しお待たせしてしまいますが、楽しみに待っていてくださると嬉しいです」と説明した。

 卒業後については「その後の活動については、これからゆっくり考えていきたいなと思っています」とした。5日にグループの公式YouTubeチャンネル「乃木坂配信中」の生配信に出演し、自身の気持ちを口にするという。

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