TVINGオリジナルドラマ『ヤンダー(YONDER)』が、10月14日より放送を開始した。
本作の主演には、女優のハン・ジミンと俳優のシン・ハギュンがキャスティングされており、2人の再共演が注目を集めた。
実は2人、19年前にMBCの『ナイスガイ(2003)』に出演しており、今回が2度目の共演となるのだ。
『ヤンダー(YONDER)』は、亡くなった妻イフからメッセージを受け取った夫のジェヒョンが、彼女に会うことができる未知の空間“YONDER”に招待されることから、話が展開していく。
亡くなった人の記憶で作られた世界“YONDER”と向き合い、様々な偶像を通して、人生と死、永遠の幸せとは何であるかという、根源的な質問を視聴者に投げかける。
安楽死を選択する直前に夫を“YONDER”に導く、妻のイフをハン・ジミン、妻の死が受け入れられず、虚無な人生を送る記者のジェヒョンをシン・ハギュンが演じる。
共演には、映画『パラサイト 半地下の家族(2019)』に出演していたイ・ジョンウンや、tvN『不可殺 -永遠を生きる者-(2021)』のチョン・ジニョンなどが名を連ねた。
さらに“韓国映画の巨匠”と名高い、イ・ジュンイク監督の手掛ける初のドラマ作品であることも話題となっており、人々の期待を高めている。
この作品は、キム・チャンファン作家の小説『グッバイ、YONDER』が原作となっており、イ・ジュンイク監督を通して、どのようにして“YONDER”が具現化されるのかも注目ポイントだ。
ハン・ジミンとシン・ハギュンは、19年前にもドラマで共演し、息の合った演技を披露。
『ナイスガイ』では、シン・ハギュンが警察官役で主演を務め、彼が心を寄せるヒロイン役として、ハン・ジミンが出演していた。
長年のキャリアを積み上げた、ハン・ジミンとシン・ハギュンの再会が耳目を集める『ヤンダー(YONDER)』は、第27回『釜山国際映画祭』の公式招待作にも選定されている。
(構成:松原すずの)