人気コメディアンのジェームズ・コーデン(44)が、ニューヨークの有名レストラン「バルサザール」から入店禁止となった。
セレブでもお構いなしに態度の悪い客を追い出すことで知られるオーナーのキース・マクナリー氏(72)は、『レイト×2ショー』の司会で知られるジェームズを「開店以来最悪の客」と表現している。
ネットへの投稿でジェームズの行動を指摘したマクナリー氏は以前経営していた「カフェ・ルクセンブルク」でもジェームズは数回問題行動を起こしていたことを明かし「非常に才能のあるコメディアンですが、ちっぽけな馬鹿男です。25年前にバルサザールがオープンして以来、態度が最悪の客です」と綴っている。
マクナリー氏によると、ジェームズはまずメインコースに髪の毛が入っていたと苦情、謝罪するマネージャーに対し「極度に嫌な態度」をとり続け、テーブル全員への酒の提供ならびにそれまで飲んだものもタダにするよう求めてきたそうだ。
また9日には、妻とブランチに訪れたジェームズが、妻の黄身オムレツの中に白身が少し入っていたと苦情を言ってきたそうで、マネージャーが慌てて作り直させたものの、付け合わせを注文通りのサラダではなくフライドポテトで提供しまったことからジェームズは激怒。
謝罪するウェイトレスに対し「お前は仕事ができない!キッチンへ行って自分でオムレツを作った方がましだ!」と怒鳴りつけ、そのウェイトレスはシフト中ずっと動揺していたそうだ。
そんなマクナリー氏は、ページ・シックスに対し、公の場でジェームズを非難するのは「気が進まなかった」ものの、すべてのレストランのウェイターに対する「忠誠心」によりそうしたとして「彼らの仕事はすでに大変なものです。誰からもこのような嫌がらせを受けるべきではありませんし、まして裕福で有名な人々からはなおさらです」と話している。