BTS(防弾少年団)のV(ブイ)、俳優のカン・ドンウォン、そして歌手のパク・ヒョシンが、共にラジオ番組に出演した。
ラジオを通して明かされた3人の仲良しエピソードは、多くのファンに幸せを運んでくれた。
彼らが出演したのは、去る9月28日に放送された、MBCラジオ番組『キム・イナの星が輝く夜に』。
1週間の休暇に入ったDJのキム・イナに代わり、パク・ヒョシンとVがスペシャルDJを担当、カン・ドンウォンは、ゲストとして出演した。
当日、生放送を行うスタジオの外には、彼らの姿を一目見ようと、多くのファンが集まった。
ラジオ番組での共演について、Vが「3人で放送するのは初めてだから、ぎこちない」と正直な気持ちを伝えると、カン・ドンウォンは「家でお酒を飲む時に似ている」と発言し、場の雰囲気を和ませた。
「きっと普段も、こんな雰囲気で話しているのだろう」と感じさせる3人の穏やかな空気感が、ラジオを通して伝わってくる。
そして、カン・ドンウォンが、誰もが気になっていたと思われる、3人が親しくなったきっかけについて口を開いた。
「ヒョシンとは、15年以上前にお互いのスタイリストが親しくて、会う機会を作って仲良くなった。ヒョシンを知人に紹介する席で、その知人がVと親しいということがわかり、その日にVが来た。そこから親しくなった」
Vとパク・ヒョシンが知り合うきっかけを作ったのが、カン・ドンウォンだったようだ。
続けて、3人が一緒にお酒を飲んだ時のエピソードも公開。
みんなで軽くワインを飲んでいた際、急にカン・ドンウォンが「『野生花』を歌ってほしい」と、パク・ヒョシンにお願いしたという。
『野生花』は、元祖“感性バラード歌手”とも言われる、パク・ヒョシンの代表的なヒット曲。彼の高い歌唱力と、切ない感情が表現されたバラードだ。
カン・ドンウォンは、「ヒョシンが本当にうちのリビングで歌ってくれて、とても感動して少し涙が出た」と打ち明ける。
するとVが、「その時、僕は初めてドンウォンさんの涙を見たんだよ」と伝え、笑いを誘った。
また彼らはリスナーに、お互いに感動した出来事を明かす。
Vは「急にメッセージや連絡が来て、すごく感動をもらう時がある。その時、とてもうれしい」と、2人の兄の存在のありがたさを伝えた。
そしてVとパク・ヒョシンは、「(カン・ドンウォンの)家に遊びに行くと、本当にあれこれ良いものを全部出してくれる」「家にあるワインも、僕たちにくれなくても良いのに。でも、申し訳ないと思いつつ、もらって行く。あまりにも良いものをくれるから、笑」と、普段からよく気遣ってくれるカン・ドンウォンに、感謝の気持ちを表わした。
仲良し3人組のラジオは、聴いてる耳も心も温めてくれるエピソードがたっぷりだった。
SNSには、ラジオを聴いていたファンから「3人の声が心地良すぎる」「今日は良く眠れそう」という声が続々と上がっていた。
(構成:酒井知亜)