イーロン・マスク氏 火星に行くのは老人になってから 2歳半の子供X君が「寂しがるからね」

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イーロン・マスク氏
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 米電気自動車メーカー・テスラの最高経営責任者(CEO)であるイーロン・マスク氏(51)は、老人になるまで火星へ向かうつもりがないと明かした。歌手グライムス(34)との息子X君(2)を含む10人の子供らの成長を見届けるためにしばらくの間は地球に留まる意向だという。

 火星の植民地化を目指して宇宙輸送サービス会社スペースXを創立したマスク氏は7日のファイナンシャル・タイムズ紙のインタビューで、火星の植民地に行くつもりかと質問され「特に歳を取った時には。そうするだろう」と答えた。

 そして高齢でも植民地建設に役立てると思うかと尋ねられ「死ぬという可能性があると思う。だから、もう少し歳をとって、子供達の成長を見届けてからそのリスクを負うよ」「今は、幼いXはまだ2歳半だ。だから彼は僕に会えないと寂しがると思うからね」

 また、2050年までに火星に100万人を送り込みたいというマスク氏は、人類の将来について「最終的には地球に何かが起こる。問題はそれがいつかということだ」「最後には太陽が拡張して地球上の全生物を破壊する。だからある時点で、移動、もしくは少なくとも複数惑星生物にならなければならない」「『我々は宇宙を飛ぶ文明や複数惑星生物になりたいのかどうか?』と問わなければならない」と語っている。

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