去る8月、とある韓国メディアが「IU(アイユー)とパク・ボゴムがドラマで共演が有力」と、単独で報道。
作品は、KBS2『椿の花咲く頃(2019)』の脚本を手掛けた、イム・サンチョン氏が執筆する新作だという。
初顔合わせとなる2人の出会いに、ファン心をときめかせた。
このニュースを目にしたネットユーザーは、
「え! 心臓がすでにドキドキする!」
「ついに! 期待しちゃう」
「最高の組み合わせだと思う」
「『椿の花咲く頃』の作家さんに加えてキャスティングが良すぎる!」
「絶対面白いでしょ」
などの反応を見せた。
しかしこの報道がから間もなくして、パク・ボゴム側が「議論したことのない話」とこれを否定。残念ながら、2人の共演は幻となってしまう。
がっかりしたファンは諦めきれなかったのか、かつて2人が共演していたCМの話題を持ち出し、互いを慰め合った。
IUとパク・ボゴムが共演していたのは、インスタント食品やお菓子の製造会社から発売された、カルグクスのCМ。カルグクスとは、小麦粉を原料とした平麺で“韓国のうどん”とも言われている。
放映されていたのは2012年で、IUは2010年にリリースした『Good Day』の発表で“国民の妹”と呼ばれ、大衆から親しまれている存在だった。
一方のパク・ボゴムは、2011年にデビューしたばかりの新人俳優であり、一般的知名度はまだなく、当時は“IUの相手役”として抜擢された。
街で歌うIUを、配達中に見かけたパク・ボゴム青年。その日の夜、IUがカルグクス店の前を通りかかると、青年が自身の歌を口ずさんでいた。
思わず入店し、閉店していたにもかかわらずカルグクスを注文するIU。そこから2人の音楽活動が始まり、路上ライブをしていると、うれしい出来事が起こるのだった。
初々しい2人のやりとりはかわいらしく、パク・ボゴムがギターを弾いている姿も貴重だ。
CМから10年、個々に俳優として演技力を磨き、名実共に1人の立派な俳優として、抜群の知名度を誇る2人へと成長した。
いつか近い将来、ぜひとも共演し、お茶の間にときめきを振りまいてほしいものである。
(構成:Danmee編集部))