CD・DVDレンタルチェーンの「ゲオ」は30日、全店でCDの買い取り受付を終了する。宅配での買い取り受付は29日で終了。中古CDの販売は「一定期間」継続する。
サービス終了の理由について、ゲオホールディングスはよろず~ニュースの取材に「インターネットの普及により、サブスクをはじめとした音楽配信が普及したことが一因」とした。ゲオは9月上旬に公式Webサイトで買い取り終了を発表。ネット上では中古CDの流通機会が減ることにショックを受ける声が上がっていた。
買い取り受付終了後も、店頭やオンラインストアでの中古CD販売は「一定期間」続ける。DVD・ブルーレイディスク、ゲームの買い取りも継続予定。CDのレンタルサービスも継続する。
CD買い取りが終了する一方、「半導体不足や為替影響」により、中古のスマホやタブレットの売り上げは好調という。スマホやタブレット、PC、ゲームなどは、買い取り金額アップキャンペーンを実施中。同社は「今後もこれら商品については継続して注力してまいります」とした。