豪州出身の女優でプロデューサーのマーゴット・ロビー(32)が、新作映画『アムステルダム』のセットで共演したジョン・デヴィッド・ワシントンと親密な友好関係を築いたそうだ。デヴィッド・O・ラッセル監督の7年ぶりの作品でクリスチャン・ベールと共に主演を演じている二人、お互い初めてだったラッセル監督との仕事を通して、親しくなったという。ジョンは、俳優デンゼル・ワシントンの長男。
19日にニューヨークで開かれたプレミアで、マーゴットはハリウッド・リポーターに次のように語った。「直ちにお互いにしがみついたわ。『怖くない?私は怖いわ。どうしよう?』ってね」「そして無謀にただ飛び込んでみたら、最高に楽しかったの。クリスチャン(ベール)は『心配いらないよ。いつもこんな感じさ。仕事に行く時そこで何がその日起きるか分からないだろ。分からないことはスリリングだ』って言うの」
またマーゴットにとって共演者との良い協調関係は、クリエイティブな経験の中では簡単なことだったという。「満足のいく興味深いワクワクするような経験をする時、他の誰もがそうであるように、自然と繋がるものだわ」「だから、仲良くしようと努力をする必要などなかった。それはとても簡単なことだった」
ジョンはマーゴットとクリスチャンの「プロ意識」を絶賛。そのお陰で撮影がとても楽しいものであったと語った。「彼らの役者としてのプロ意識と謙虚さ、そして真実を語りたいと切望する姿勢や、演技するとはどういうことなのか、何が演じることにかりたてるのかという根源を知りたいという願望が、皆と揃って並び調和し協調関を築くことを簡単にしたんだ。岩盤のような謙虚さが基盤にあってそれが協調関係をなめらかなものにするんだと思う」
同作は10月28日から日本で公開予定だ。