犬は飼い主の利き手に合わせて利き足を変える 介助犬などで考慮すべき!? 英大学で調査

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 左利きの人には同じく左利きの犬が適しているという。英リンカーン大学の研究によると、犬は飼い主の利き手を真似することで、自然な利き足を変えてしまうそうだ。

 62匹の犬を対象に実施された調査で、飼い主にそれぞれの利き手を調べるタスクをしてもらい、その後犬らが「お手」をする際に差し出す前足を確認する実験などが行われた。

 研究チームはこう説明している。「左利きの飼い主の犬は左足を出す傾向が強い結果となりました。右利きの飼い主では右足となりました」「興味深いことに、左利きの飼い主は左利きの、右利きの飼い主は右利きの犬を飼っている傾向があったのです」「飼い主の利き手が犬の利き足に影響しているという結論になりました。犬とこれから飼い主となる人々の相性に関して、特に介助犬などでは考慮すべきことです」

 研究を指導したキンバリー・チャールトン氏はこう語った。「左、右の手と足の傾向を知ることで、犬と飼い主が同じように機能し恩恵を受ける可能性があります。飼い主の利き手は補助作業に関する犬のペアリングにも配慮するべきことです」

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