懐かし「Wii U」がこんなところに! カラオケ機で活躍する姿に「再就職」「転生」説

 2017年に生産終了した任天堂のゲーム機「Wii U」を搭載したカラオケ機器がツイッター上で「懐かしい」「どうしてこんな姿に」と話題になった。カラオケブランド・JOYSOUNDを展開する株式会社エクシングに、「Wii U」の意外な活躍のわけを聞いた。

 注目を集めたのは、Wii U専用のコントローラーでタッチパネルつきの「Wii U GamePad」がカラオケ機に装着された姿。― GamePadと一体になった機体には「JOYSOUND」のロゴが描かれている。懐かしいゲーム機の見慣れない姿にツイッターでは「こんなカラオケあるのか」と驚く声や、すでに生産終了しているWii Uの「再就職」「転生」説を考察する声が上がった。

 当該機は「JOYSOUND FESTA」と名付けられた、正真正銘の公式製品。JOYSOUNDを展開するエクシングによると、老健・介護施設などのヘルスケア市場をターゲットにした業務用カラオケ製品で、2013年8月に発売され2019年10月販売終了したという。

 JOYSOUND FESTAは、「うた合戦」機能があるWii Uの本体内蔵ソフト「Nintendo×JOYSOUND Wii カラオケU」のシステムをベースに、体操やクイズなどのレクリエーションに役立つ音楽療養コンテンツ「健康王国」も搭載。―GamePadやWiiのスティック状コントローラーで操作できる。

 現在、同機で遊べる場所については、老健・介護施設などに向けた機器のため「カラオケボックスのように一般のお客様がご利用頂ける店舗への導入はございません」とのことだった。

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