米人気俳優の叔母 甥っ子への人食い発言、性的暴行の告発に「ショックを受けなかった」虐待の一家を告白

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アーミー・ハマー
アーミー・ハマー

 米人気俳優のアーミー・ハマー(36)の叔母ケイシー・ハマーさん(62)は、アーミーがレイプや「人食い」コメントで告発されたと聞いても「ショックを受けなかった」という。彼女は、虐待が常習化していたハマー家で育ったアーミーは「怪物」になる運命にあったと考えているそうだ。

 自らも幼少期に虐待を受けたというケイシーさんはザ・デイリー・ビーストのインタビューで「告発が明らかになった時、私はショックを受けませんでした。私の家族における自分自身の経験を考えるとです。私は虐待を受けましたし、そういう生き方だったのです」と明かした。

また、「ある日突然怪物になるわけではありません。それは学んだ行動なのです。私は、(告発が)出てくるにつれ、『また始まったわ。ハマー家の男がまた一人取り沙汰されている』って感じでした」と語った。

 『君の名前で僕を呼んで』などで知られるアーミーは2021年1月にある女性から性的暴行で告発された後、複数の女性がアーミーの「人食い」願望や性的暴行を明らかにしていきている。

 石油で巨額の富を得た故アーマンド・ハマーの孫娘で、アーミーの父親の妹であるケイシーさんは、アーミーへの告発に関するディスカバリープラスで配信のドキュメンタリー番組『ハウス・オブ・ハマー』の制作も手掛けている。

 ケイシーさんは、祖父の他界後、コカインや覚せい剤の依存症だった父親の「子守り」をする役割を担っていたそうで、「毎時間、額に銃口を向けられる」など虐待を受けていたと明かしている。

 1990年に遺産8億ドル(1123億円)を残し祖父が他界した際、自身にはほぼ遺産が相続されなかったことからハマー家と疎遠になったというケイシーさん。

 「私の祖父には暗い側面があったことを知っていますが、私は父の暗い側面を目のあたりにしました。そして今度はアーミー・ハマーです」と投げかけ、「私の家族は、どの世代も暗黒の悪行に関わってきましたが、悪くなってゆくばかりです」と続けた。

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