ラッセル・クロウ、骨太の犯罪スリラー映画に主演決定 アルツハイマー病を抱えた刑事を演じる

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ラッセル・クロウ
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 俳優ラッセル・クロウ(58)が、犯罪スリラー映画『スリーピング・ドッグス』に主演することが決まった。アダム・クーパーの監督デビュー作となる同作品で、過去の残虐な殺人事件の再調査を任された元殺人課の刑事を演じる。

 同作は、E.O. シロヴィッチの人気小説『ザ・ブック・オブ・ミラーズ』を映画化したもので、アダムとビル・コラージュが共同で脚本を執筆。ラッセルは10年前に逮捕した死刑囚が無実を訴えたため、前世からのインパクトをもとに再び捜査への取り組みを余儀なくたアルツハイマー病の最先端治療を受けているロイ・フリーマン役を演じる。

 ロイは記憶を取り戻すためかつてのパートナーに協力してもらい事件を再調査、真実を突き止めた2人は複雑に絡み合った秘密を解き明かすが、恐ろしい発見をすることになる。

 監督のアダムはこう語る。「過去の記憶は私たちが誰であるかという文脈を与えてくれるものです。この能力で死別したキャラクターは、非常に複雑な種類の人間性を伴います。そして、ラッセル・クロウほど複雑なキャラクターを体現するのに長けている人間はいません」

 また、アダム、コラージュらと共に同作の製作を担うニッケル・シティ・ピクチャーズのマーク・ファサーノ社長は、「アダムとビルによる優れたストーリーの描写はどこにも引けを取らないもので、今、アダムと一緒に仕事をする機会を得たことは、我々全員にとって本当にエキサイティングな旅となるでしょう」「ラッセル・クロウは数々の賞を受賞している巨匠であり、この独特でそうそうたる映画のフリーマンという難しい役柄に完璧にマッチしています」と話している。

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