紅茶を飲むことで早死にするリスクが低下するという。米国立衛生研究所が、英国に住む50万人を対象に行った新たな研究で、1日に2杯以上紅茶を飲む人は飲まない人に比べ13%も死亡率が低いことが判明した。
ちなみに、砂糖を入れるかどうかに関わらずリスクが低い傾向がみられたという。紅茶には心臓、腸、脳の健康を促進し、悪玉コレステロールや血圧、血糖値を下げる抗酸化物質が豊富なことで知られている。
同研究所が実施した今回の研究結果について、公衆衛生の専門家フェルナンド・アルタレジョ教授は、アジアでの研究が大多数を占め西洋では規模も小さく結果も出ていなかったこの分野で、「相当な進展となった」と話している。