米カントリー界のスターが32歳で死去 失踪9日後、遺体で発見 双極性障害と診断

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 32歳で死去したルーク・ベル
 32歳で死去したルーク・ベル

 カントリーシンガーのルーク・ベルさんが32歳の若さで死去した。8月20日に行方不明と報告され、29日にアリゾナ州ツーソンで遺体で発見されたと、ルークの親友でミュージシャン仲間のマット・キンマンが、セービング・カントリー・ミュージックに認めた。

 ツーソン警察は現在、ルークの死に関し捜査を続けているが、当局はニューヨーク・タイムズ紙に対し、死因は依然として「不明」だとした。

 マットは音楽ブログ「ブート」に、ルークが双極性障害と診断され、最近処方薬が変わったことがこの失踪に「関係している」かもしれないと話している。

 ワイオミングで育ったルークはその後、テキサスに移って音楽のキャリアをスタートさせ、ニューオーリンズとワイオミングでの活動を経て、ナッシュビルに落ち着いた。2016年にエンターテインメント会社のサーティ・タイガースと契約し、同年セルフタイトルのデビューアルバムをリリースした。ウィリー・ネルソンやドワイト・ヨーカムといったカントリー界のレジェンドたちのサポートアクトを務め、アラバマ・シェイクス、マーゴ・プライス、ラングホーン・スリムといったアーティストとコラボレーションを果たしている。

 ジョシュア・ヘドリーはルークに敬意を表したカントリーミュージックのスターの一人で、こうツイートしている。「ああルーク・ベル…なんてこった」「本物の男、安らかに眠れ。会ってからずいぶん経ったけど、この間ルークが何をしているのか知りたくて、彼のことを話していたんだ。カントリーミュージックにとって本当に悲しい夜だ」

 マイク・アンド・ザ・ムーンパイズは訃報を受け「悲嘆に暮れて」いるとして、Facebookにこう綴っている。「ルーク・ベルが亡くなったという知らせが届き、悲嘆に暮れている」「ルークに初めて会ったのは10年以上前のことで、背中に背負っていた服まで鮮明に覚えている」「この男 (と音楽) は印象に残った。彼は本物の旅する吟遊詩人だったよ。彼の思い出のために、今夜はルーク・ベルの曲をかけるといい。安らかに眠れ、友よ」。

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