NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は28日に第33回「修善寺」が放送された。伊豆修善寺に幽閉された二代鎌倉殿・源頼家(金子大地)と北条家の攻防がメーンテーマとなる中、初代執権となった北条時政(坂東彌十郎)と娘婿で武士の鑑と呼ばれる畠山重忠(中川大志)の関係に微妙な空気が漂い始めた。
執権となった時政は、後妻りく(宮沢りえ)が背後で糸を引いており、やり過ぎが目立つようになる中で、滅亡させた比企家にかわって武蔵守の座を狙う。これを朝廷と内通している頼家が、武蔵国が本領の畠山に耳打ち。畠山は「まさか」と一笑に付しかけたが、鎌倉に戻って時政に「武蔵のことは、どうお考えですか」と問うた。
北条義時(小栗旬)がまずい話に表情を険しくする中、時政は「武蔵を独り占めしようなどとは考えておらん」と述べ、賢い畠山は「ご無礼致しました」と、微妙な半笑いを浮かべて引き下がった。
今後、鎌倉屈指の理不尽被害に発展するとも伝わっており、前回から北条家の災いの種となる新たな娘婿・平賀朝雅(ひらが・ともまさ=山中崇)も登場している。
ネット上は「フラグが立ちまくり」「畠山殿に立ったフラグを誰か折って」「ついに憧れの畠山殿までフラグが…泰時はどうなってしまう」「畠山殿についに疑心を芽生えさせたか」「畠山退場フラグやめてくださいよ!」「畠山殿…‥やめて…」「みんなのプリンス畠山まで」「俺たちの畠山が、、、ざわざわ」と悲鳴が起こっている。