米国の大物ラッパーが告白 脳動脈瘤で生死をさまよっていた 「最後のお別れ」のため家族を病院に

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ドクター・ドレー
ドクター・ドレー

 米国のラッパーで俳優のドクター・ドレー(57)が、昨年患った脳動脈瘤の体験について語った。集中治療室で2週間を過ごした。当時は最後のお別れのためにと家族が病院に呼び出されていたそうだ。

 ドレーはポッドキャスト番組『ワークアウト・ザ・ダウト』でこう明かす。「俺の家族は中に入ることを許可されていたよ。後にわかったことだが、病院側が俺が亡くなることを予期して、最後のお別れにと彼らに連絡をしていたんだ」

 そして動脈瘤の回復まで、定期的な治療を重ねてきたという。「自分の脳の中で起こっていることのせいで、1時間ごとに起こされて、それが2週間続いた。飲酒検査みたいだった。鼻を触れとか、ふくらはぎ、かかとをこするよう言われたり酷いもんさ」

 ドレーは今年、スーパーボウルのハーフタイムショーに出演。スヌープ・ドッグ、メアリー・J.ブライジ、エミネム、50セント、ケンドリック・ラマーらと共演していた。

 当初は、サンフランシスコ・フォーティナイナーズでの選手時代に人種差別に抗議したコリン・キャパニックに対するNFLの態度を考えるとスーパーボウル出演に乗り気ではなかったそうだ。「本当に迷った。実際親しい友人たちに電話をかけて、『これは裏切りになる。ショーはやらない。あんなスモークは要らない。ショーの後に非難されて、最低の裏切り者みたいになる可能性もある』ってね」

 しかし、ヒップホップ界のレジェンドたちの説得により出演を決めたそうで、「ナズとジェイ・Zに言われて、出演を決めたよ」とドレーは続けた。

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