「AKIRA」「童夢」大友克洋氏が新作漫画の制作を明かす「漫画は大変です」

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
「OTOMO THE COMPLETE WORKS」メインビジュアル (C)2022 MASH・ROOM (C)1983 角川映画
「OTOMO THE COMPLETE WORKS」メインビジュアル (C)2022 MASH・ROOM (C)1983 角川映画

 「AKIRA」「童夢」で知られる漫画家、映画監督の大友克洋氏が新作漫画を制作したことを明かした。講談社から展開中の大友克洋全集の公式ツイッターで6日深夜、大友氏本人が寄せられた質問に答える企画を実施。漫画の新作発表については「実は描いていて、もう少ししたら何処かに載るかもしれません。漫画は大変です」と応じた。

 また、「アイシールド21」「ワンパンマン」の作画を担当した漫画家・村田雄介氏の質問が採用されている。「AKIRA」に登場する宇宙衛星兵器「SOL(ソル)」に関して「SOLのデザイン、電動カミソリをモデルに描かれたとアキラクラブで読んだ記憶があるのですが、やはり「剃る」に引っ掛けたんでしょうか?」という問い掛けに対し、大友氏は「当時は自分の机の周りにあったものをデザインの元ネタにしてました。インクの瓶さえロボットにしようとしてましたよ」と回答している。

 ほかにも、オススメの書籍については「岡本綺堂の『お住の霊』を買いました。本作は何度も読んでますが、何度読んでも面白いです。全て実話です」と、最も印象に残っている場所については「子供の頃住んでいた田舎の田んぼ。春に水が引かれると、空が映ってとても綺麗でした。見ていると空を飛んでいるようでした」と、質問に答えた。

 同企画は今後も不定期で実施予定だという。

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