「オンキヨーのDNAは生きている」高級オーディオブランド、新体制で新製品発売

杉田 康人 杉田 康人
オンキヨーの7.2chAVレシーバーTX-NR6100(B)
オンキヨーの7.2chAVレシーバーTX-NR6100(B)

 米Premium Audio Company,LLC(PAC)は3日、都内で事業戦略並びに新製品発表会を開催した。同社が保有する「オンキヨー」ブランドのホームシアター用AVアンプを、9月から発売すると発表。国内での販売代理店契約を、ティアックと結んだ。

 PACは2021年9月、シャープとの合弁会社・オンキョーテクノロジー(OTTK)を通じ、2022年5月に破産手続き開始を申請したオンキヨーホームエンターテイメントの映像・音響事業、全ての知的財産を取得していた。新体制のもとで「オンキヨー」ブランドが再スタートする。

 東大阪市を拠点にするOTTKが、オンキヨーとインテグラ、ライセンス契約を結ぶパイオニアのホームAV製品の開発設計、生産管理を担う。PACの日本担当ダイレクター・上山洋史氏は「オンキヨーのDNAは生きている。そのDNAが、さらに進化した新製品を出せることはうれしい」と、高度な設計技術の維持でブランドのDNAを継続するとした。

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