51歳の米実力派俳優 マーベル作は俳優に魅力的 巨匠の批判理解しつつ「彼らは俳優が大好きなんだ」

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イーサン・ホーク
イーサン・ホーク

 俳優イーサン・ホーク(51)は、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)が監督よりも俳優に魅力的な作品だと感じているようだ。ディズニープラス配信ドラマ『ムーンナイト』でカルト教団の指導者アーサー・ハロウ役を演じたイーサンは、マーティン・スコセッシやフランシス・フォード・コッポラら映画界の巨匠らの批判は理解できるとしつつ、マーベルのケヴィン・ファイギ社長はヒット映画の「アルゴリズムを理解している」と説明している。

 インディーワイアでイーサンはこう語る。「マーベルの人たちはとても俳優思いだ。監督思いではないかもしれない。それがスコセッシやコッポラの言っていることかも」「でも彼らは俳優たちが大好きなんだ。ケヴィン・ファイギは(アイアンマンの)ロバート・ダウニー・Jr.と素晴らしいものを作り上げたと思う。それに彼はダウニーの情熱が成功の大きな理由であることを理解していた」「俳優がその役を演じることにワクワクしていれば、見る側もワクワクする。ファイギはそのアルゴリズムを理解しているから、その過程をとても尊重しているんだ」

 そして、『ムーンナイト』では、主役のオスカー・アイザック共々十分な自由を与えられていたと強調しつつも、コミック本を原作とした映画が芸術作品であるという考えは否定、その違いを指摘したスコセッシやコッポラの発言には感謝していると続けている。

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