立憲民主党の福山哲郎元幹事長が17日放送の読売テレビ「そこまで言って委員会NP」に出演。安倍晋三元首相が街頭演説中に銃撃されたことに、安倍氏とは国会で厳しく対立したと振り返りながら「政治信条や立場は異なりましたが、我が国の総理を二度まで務めていただいた方が、このような形で凶弾に倒れるというのは、なんとも。安倍元総理がいかに無念であったか、我々が想像できないような無念さだと思う」と語った。
「暴力では何も解決しないと思いました」と述べた。
福山氏は5月に京都市で街頭演説中に近寄ってきた男に胸を殴られるなどの暴行をうけていた。
福山氏は「京都府警に直後に言われたのが凶器を持ってなくて、刃物を持っていなくてよかったですねと、言われたんですね」と明かした。
「総理のように命を落としたのとは違いますけれども」としたうえで、「本当の深層心理のところで一体何が動機だったのかは、あまり表面上の宗教団体だとかそういったことで、宗教団体ばかりのせいだとするのは事の本質を見間違うのではないかという気もする。我々が軽々に語ることではないと思います」と述べた。