脂肪の多い食事、認知症になる危険性 急激な体重増加にもつながる 神経科学者が警鐘

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 脂肪の多い食事は脳を収縮させてしまう可能性があるという。揚げものや甘いものの取りすぎは知能に致命的な影響を与えると、神経科学者は警鐘を鳴らしている。

 このほど30週間にわたる研究が行われ、脂肪の多い食事が認知機能を損なうことが判明。脳が変化することで代謝も低下し急激な体重増加に繋がるそうだ。南オーストラリア大学による研究では、他にも脂肪の多い食事と糖尿病、うつ、アルツハイマー型認知症などとの明らかな関係性が確認されている。

 同大学のラリサ・ボブロヴスカヤ教授はこう話す。「私たちの発見は世界的な肥満のまん延に対処することの重要性を示しています。肥満、年齢、糖尿病の組み合わせは認知能力の低下及びアルツハイマー型認知症や他の精神疾患に繋がる可能性が著しく高いです」

 またボブロヴスカヤ教授は今回の研究は、慢性肥満や糖尿病とアルツハイマー型認知症とのリンクを示した増加し続ける研究結果に加わるものだとしている。

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