赤ちゃんは生まれて数時間以内に“言語学習”を開始 寝ている時にも継続 英大学の研究結果

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写真はイメージです
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 赤ちゃんは生まれてから数時間以内に言語を学び始めるという。英ウェールズのバンガー大学が、言語録音に対する新生児の反応を光学画像で計測する研究を実施し、このほど結果を明らかにした。

 生まれて数分経った新生児に対し、母音の録音を普通に、そして逆再生で聞かせ脳の酸素化された血液のレベルを計測。5時間が経過すると、新生児の脳は普通の再生と逆再生を区別できるようになり、その学習は数時間の睡眠の間にも継続される結果となった。

 同大学の心理学のゲイリー・オッペンハイム博士はこう話す。「新生児の耳と聴覚系の働きは肉眼では見えにくいものです。しかしこの驚くべき結果は、私たちが生まれた瞬間から言語情報に対して注目に値する感度を持っていることを示しています。私たちは生まれてすぐにその能力を発達させ、世界における私たちの経験に反応、調整しているのです。ただ寝ているように見える時でさえもです」

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