米国の大物女優 批判浴びたツイートを弁明 「女性」という名称消去の投稿は“反トランスジェンダー”でない

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 ※画像はイメージです(itchaznong/stock.adobe.com)
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 米国の歌手で女優のベット・ミドラー(76)は、女性という名称の「消去」についてのツイートが「排他的、トランスフォビア的」であるつもりはなかった明言した。「世界中の女性」 が自分たちの体や命、そして 「自分の名前」に対する権利を奪われつつあるとツイートしたことで一部のフォロワーから“反トランスジェンダー的”と反発を受けたため、反論した。

 ミドラーは今回「『女性』という言葉は禁句になった」とするニューヨーク・タイムズ紙の記事をシェア、自身の立場を説明するため、こうツイートしている。

 「世界のみなさん!女性に関する私のツイートは、7月3日にニューヨークタイムズに掲載された素晴らしく良くできた記事に対するものだったの」「私が言ったことに排他的、トランスジェンダーの人に対する嫌悪の意図はなかったわ」「私は社会から疎外された人々のために戦ってきたと思う。とはいえ、このツイートで、常に支持し愛してきた人々を誤って怒らせたことで、私の60年間にわたる確かな愛と関心を否定したいと思うなら、それは仕方のないことね」「でも実際、民主主義は私たちの手から滑り落ちつつあるわ。私はすべての人々のために民主主義を救おうとしているの」「私たちは団結しなければならない。もし注意を払わず、バラバラになれば、私たちは間違いなく崩壊するでしょう」

 今週初め、米最高裁が女性の中絶権を認めた判例を覆した後、ミドラーはツイッターに投稿。「世界中の女性たちよ!私たちは、自分の体や命、そして私たちの名前に対する権利さえ奪われている!」「彼らはもう私たちのことを『女性』とは呼ばない。『産む人』 とか 『月経のある人』 とか 『膣を持った人』 とか呼ばれているわ!」「消されないで!地球上のすべての人間はあなた方に借りがあるのよ!」。このツイートが波紋を引き起こしていた。

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