美人ボールペン画家として人気を博し、世界各国で個展を開催する橋本薫さんが、2日から10日まで東京・表参道のAoビル1階特設会場でボールペンアート展を開催している。
これまでは百貨店・東急ハンズなど、全国の商業施設とのタイアップで個展を行ってきたが、今回は単独での開催。「新たな挑戦として、年に数回は東京で勝負したいと。表参道に降り立つのは初めてで、皆さん芸能人みたいなファッション。一般の方でも洗練されている。オシャレな方に絵を見ていただいて、違うビジネスの広がりも目指したいです」と思いを語った。
今回は過去に書きためたものを中心に170点を展示&販売。2日にはタレント・片岡鶴太郎、3日には玩具コレクター・北原照久氏が来場した。「この場所だから来て下さる方もいて、手応えは感じてます」と笑みを浮かべた。
海外進出を始めて順調に進んでいた矢先にコロナ禍に巻き込まれ、展示活動も自粛が相次いだ。「せっかく自分の作品を発表するのに、集客しづらい状況でしたし、『だめなこと』をしているこもどかしさもあった」と正直な心境を語りつつ、「暗いニュースが多いので、絵だけでも明るいものを出したい。世知辛い世の中だからこそ、絵だけでも明るいものをお届けできたら」と笑みを浮かべた。
橋本さんは日本以外でも、アメリカ・シカゴ、フランス・パリ、タイ・バンコク、台湾、ドバイ、マレーシア、シンガポールなどで個展を開催。世界中で活躍する橋本氏の絵を所有する著名人も多く、俳優の市村正親、水谷豊、女優の萬田久子、剛力彩芽、脚本家の三谷幸喜氏、タレントのGACKT、大リーグ・パドレスのダルビッシュ有らがいる。