参院選(7月10日投開票)で、自民党の公認を受け東京選挙区(改選6)から出馬した生稲晃子氏(54)と、全国比例で立候補した同党の現職・今井絵理子氏(38)が26日、東京・浅草でタッグ演説を行った。おニャン子クラブ、SPEED元メンバーの〝アイドル共闘〟に、約2000人が殺到。雷門前はパニック状態になった。
昭和と平成を代表するアイドルのそろい踏みに、令和4年夏の選挙戦が盛り上がった。雷門前で生稲氏、今井氏とファンを交えた即席の〝3ショット撮影会〟が行われると、またたく間に観光客がワーッと2人を取り囲んだ。
自民党関係者は「安倍元首相が、生稲さんの応援演説で有楽町を訪れた時よりも多かった。2人が横断歩道を渡ると、人が群がってきた。近年、まれに見る光景。この夏の選挙戦では間違いなく最多ではないか」と驚く。
生稲氏は「SPEEDよりもだいぶ前です!おニャン子クラブで活動してました。36年間芸能界で活動してきました。一緒になって頑張ります」と共闘をアピール。今井氏も「芸能界の先輩と、こうやって選挙のステージに立てることが誇りに思うし、うれしい。国会でタッグを組んで、女性視線の政治を2人の手でブラッシュアップしていきたい」と、国政での再共演を期した。