マーベルのケヴィン・ファイギ社長が、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)フェーズ5の企画を近々発表することを示唆した。2008年作『アイアンマン』から始まった人気シリーズの今後がもうすぐ明らかになるようだ。
ファイギ社長は、トータル・フィルム誌にこう話している。「フェーズ4が終わりに近づいている中、このサーガが次にどこに向かうのか人々は分かり始めると思います」次のフェーズに関する情報は、この夏のコミコンか、9月に開催されるディズニーのファン向けイベントD23エキスポで発表されるのではないかとみられている。
MCUのフェーズ4では、ディズニーが『ワンダヴィジョン』などマーベルのストーリーに組み込まれたディズニープラス番組の数々を制作。ストーリーは先月公開された『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』へと繋がっていた。
またファイギ社長は、シリーズの未来について、すでに「多くのヒント」を出してきたとした上で「しかし、今後数カ月間は計画を立てるにあたってもう少し直接的になっていくつもりなので、全体像を知りたいファンの方々は、ロードマップの一部をほんの少し見ることができるでしょう」と語った。
マーベルの焦点は現在もフェーズ4で、この夏に『ソー:ラブ サンダー』、11月に『ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエヴァー』、来年5月には『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』第3弾、その2カ月後には『ザ・マーベルズ』が公開予定。一方で、リブート版『ファンタスティック・フォー』、『サンダーボルツ』に関しては、公開日程が確定していない。