米国の歌手リサ・マリー・プレスリー(54)は、映画「エルヴィス」で自身の父親役を演じた俳優オースティン・バトラーの演技はアカデミー賞受賞に値すると考えているという。バズ・ラーマン監督によるエルヴィス・プレスリーの伝記映画の公開を記念したイベントが21日にハリウッドのTCLチャイニーズ・シアター前で行われ、娘ライリー・キーオ(33)、母プリシラ(77)と共に手形を足形を残した際に話した。
ニュース番組「エクストラ」から、オースティンの演技はアカデミー賞に値するかと質問されたリサ・マリーは「1000%よ。本当にね。少し先入観があるかもしれないけど、完全に100%ね。客観的にみても、彼は素晴らしい仕事をしたと思う」と答えた。
またオースティンには即座に愛を感じたとして「オースティンと私の間には、すぐに愛と尊敬を感じた。彼を掴んだ瞬間に感情が押し寄せてきたみたいだった。彼は様々な面で優れている上、最も優しく謙虚な人間よ」と語った。
そこでライリーは「それが大きな利点だと思う。彼は本当に親切な人。彼がしたことは目を見張るもの。演技レベルや真似、あのように彼を体現したのが特にね。全てのことがそう。私達は昨夜もう一回観たんだけど、(エルヴィスが)歳をとってきた段階で彼が成し得たことといったら。あのようなかたちで最大限の努力をする俳優はいない。彼がそれを認めてもらえることを本当に願っている。圧倒されたわ」と続けた。
「エルヴィス」は7月1日に日本公開予定だ。