目の検査をすれば心臓発作の予測が可能に!? 英国で50万人以上のデータから研究

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 5年後に心臓発作が起こることが、なんと目の検査で予測することが可能になるかもしれない。新研究によると、網膜血管の異常なパターンが、虚血性心疾患の前兆であることが判明したという。

 英エジンバラ大学のアナ・ヴィラプラナ・ヴェラスコ氏はこう話す。「今回の研究により医師らは、禁煙、コレステロールや血圧の正常値を保つといった(心臓発作の)リスクを低減する方法を提案できることとなるでしょう。私たちは網膜の変化が健康に関する見識を与えてくれる可能性があることを既に知っています。これらのイメージから、健康に関してどのような恩恵を受け取ることができるかを調査しようと決意したのです」

 イギリスのバイオバンクに登録された50万人以上を対象に、それぞれの診療歴などから得た研究結果について、ヴェラスコ氏はこう続ける。

 「人口統計データを含んだだけの今までのモデルと違い、私たちのモデルは心臓発作のリスクが低い人と高い人を明確に分類することができました。ここに心臓発作の遺伝的素因に関係したスコアを追加すると、私たちのモデルの精度は更に上がりました」

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