OCTPATH ・栗田航兵&四谷真佑 吉本マネジャーから笑いのアドバイス「もうちょっと切り込んで」

ポーズを決めるOCTPATHの栗田航兵(右)と四谷真佑(撮影・石井剣太郎)
ポーズを決めるOCTPATHの栗田航兵(右)と四谷真佑(撮影・石井剣太郎)

 今年2月にCDデビューした吉本興業所属の8人組ボーイズグループ「OCTPATH(オクトパス)」が、セカンドシングル「Perfect」を15日に発売する。メンバーの栗田航兵(20)と四谷真佑(22)は、マネジャーから笑いのアドバイスを受ける”吉本らしさ”満載の環境で進化を遂げている。

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 ―2月のデビュー以来、生のステージに立つ機会もありました。舞台裏では「吉本興業」の掛け声で円陣を組んでいるとか。

 四谷:普通はチーム名を言うと思うんですけど、(メンバーの高橋)わたるが笑わせるために「吉本興業!」で円陣をしたらそれが定着しちゃって。ステージ裏で毎回言ってます。

 ―普段の活動の中で”吉本らしさ”を感じることは。

 四谷:本社でミーティングをしていると、隣から芸人さんのネタが聞こえてくるんです。あと、中庭で芸人さんが誰かしら動画を撮ってる(笑)。

 栗田:僕たちのマネジャーは、芸人さんのマネジャーをしていることが多かった人なんです。バラエティー番組に出た時は「栗ちゃん、このタイミングでボケたのはすごいよ」と芸人さん目線で言ってくれるので、そこは「吉本だな」って。収録が始まる前に「ここはもうちょっと切り込んだ方がいい」とか言ってくれるので、生かして頑張ってます。 
 僕はあまり物怖じしないので、初めてバラエティーに出た時も大物の方に圧倒されることがなくて、「すごいよ」と言ってくれてうれしかったです。

 ―栗田さんは以前「(事務所の先輩である)ジャルジャルさんとコントを3人でやりたい」と話していました。共演はかないましたか。

 栗田:かなってないです…。本当に好きな芸人さんなので、今年中にはかなえたいと思います。見かけることはあるんですけど、目が合って…(そらしてしまう)。好きすぎて話しかけられなくて、ただのファンです。

 ―今春は幕張メッセやぴあアリーナMMなど、アリーナ規模のイベントに出演。これまで経験のない大きな会場で生パフォーマンスを披露しました。

 栗田:1万人規模のステージは初めてだし、デビューしてまだ数カ月でああいう場に立たせていただけるのは本当にありがたいです。会場ではカメラを見つけないといけなくて、僕は目が悪いし、会場にスモークがかかっていて、(カメラの)ランプを見つけられなくて。個人的には「ここで(カメラに)抜かれてるんだ」ともっと冷静に余裕を持って、ステージだけじゃなくカメラにもアピールしたいです。 

 ―「OCTPATH」はオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」の元練習生で構成されたグループ。5月のライブイベント「KCON 2022 Premiere」では、同じ番組シリーズ出身のボーイズグループ「JO1」「INI」「OWV」らと共演し、それぞれのファンが会する場でステージに立ちました。

 四谷:(番組を見て)僕たちを知ってくれている方も多かったので、成長している姿を見せなきゃいけないし、他のグループと比較してOCTPATHらしさを出さなければというプレッシャーがありました。学ぶことも多くて、他の先輩アーティストさんたちから勉強させていただきました。 
 でも、最近はステージを楽しめるようになってきました。何か試したりとか、練習と違うことをしてみんなを困らせたり(笑)。

 栗田:この間、MCを丸ごと変えてきたんです。僕たちは変えてきたことに気づかなくて、準備していた前のツッコミをしてしまって、よくわからない雰囲気になりました。(四谷が)ひとりで楽しんでました。悪いですよね(笑)。

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