オーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」の元練習生による8人組ボーイズグループ「OCTPATH(オクトパス)」が今月9日に1stシングル「IT’S A BOP」でCDデビューした。グループの”ビジュアルバラエティー担当”を自負するメンバーの栗田航兵(20)と高橋わたる(21)は、先輩の吉本芸人との共演や俳優業など次の目標に目を輝かせた。
―デビューから約10日がたちました。日常の中でデビューを実感することは。
高橋:(仕事のため滞在した)ホテルがすごいです。最上階の…。ゴージャスすぎて。
栗田:本当にすごかったです。あんなに(床から)高いふかふかのベッド、見たことがない。しかも、1人部屋なのに枕が8個ある。
高橋:どう使うの、みたいな。
栗田:ホテルを見て「あ、デビューだ」と思いました。
―家族や友人の反応は。
栗田:友達からも家族からもたくさん連絡が来ました。6歳上のお兄ちゃんからは時計やアクセサリーを入れるケース、2歳上のお兄ちゃんからはバッグと手紙のプレゼントをもらいました。手紙をもらうのは初めてで感動しました。
高橋:僕も3歳上のお兄ちゃんに電動のゴミ箱をもらいました。手をかざすだけでパカっと開くんですけど、ずっと欲しいと言っていたら本当に買ってくれて。家族からは何かに出演するたびに「録画したよ」と言われます。うれしいですね。「かっこよかったよ」と言われて「知ってるよ」って(笑)。
栗田:僕たちが出ているのに「(出演情報を)教えてあげる」みたいなスタンスなんです。
―2人は17日に放送された読売テレビ・日本テレビ系ドラマ「ケイ×ヤク―あぶない相棒―」にゲスト出演。初のドラマ出演で、公安捜査官役の栗山千明が訪れる喫茶店の従業員を演じた。
高橋:栗山千明さんに(コーヒーカップを)渡す役だったんですが、震えちゃって。カタカタ…と音がひどすぎて2回くらい撮りました。本当に緊張しちゃいました。
栗田:僕がいたレジと結構距離があったんですが音が聞こえてきました。初めてドラマの撮影現場に入らせていただいて、裏側も知ることができて、みなさんが協力していいドラマが作られるんだなと思いました。
―これから挑戦してみたいことは。
栗田:僕は一度、ファッション雑誌でモデルをしたんです。服が好きで、いろいろな服を着られてかっこいい姿を撮っていただくことに楽しさを覚えたので、そういうこともできたらと思います。
高橋:僕は俳優とバラエティー。俳優は楽しいなと思ったし、僕らは”ビジュアルバラエティー担当”なので頑張っていきたいと思います。
栗田:コーヒーであんなに震えていたら心配よ。
高橋:言葉少なめだったら…(笑)。
―吉本興業に所属していますが、一緒に仕事をしてみたいお笑い芸人の先輩は。
高橋:たくさんいます。シソンヌさん、野性爆弾さん、天竺鼠さん、かまいたちさん。本当に好きすぎて、イジっていただきたいです。あと今、僕の持ちギャグは3個なのでもっと増やしていきたい。
栗田:僕はジャルジャルさんが大好きで。イジってほしいというよりは、ジャルジャルさんのYouTubeに出て、コントを3人でやりたい。今後は”ジャルジャルの栗田”としてもやっていきたいです(笑)。