NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第21話「仏の眼差し」が29日放送され、「八重さん」がトレンドワードの1に急上昇した。
「八重さん」は主人公・北条義時(小栗旬)の妻・八重(新垣結衣)を指す。この日の放送では、孤児たちの面倒を見る八重が義時と息子・金剛とともに幸せに暮らす様子が描かれていた。前週には源義経が殺されるなど、謀略が巡らされる殺伐とした話が続いていただけに、視聴者もホッとしていたが、八重は孤児の鶴丸を救うために川に入り、最後は流されて命を落とした。
痛々しい展開にネットでは「ほのぼのできるかな?と思ったけどそんなことなかった」「八重さんでテンションさがりまくり」「まさかの展開。息苦しい」「今日はもう誰も死ななそうと思ってたら まさかの八重さんが…」とショックを受ける視聴者が続出した。
史実では伊東祐親(劇中では浅野和之)の娘・八重についてはあまり記述がなく、頼朝との間に息子・千鶴丸を生むも、千鶴丸を祐親に殺され、入水して命を絶ったという説もあった。「鎌倉殿-」での八重は架空の人物に近い扱いだが、この日「鶴丸」を追って川(水)に入って命を落とすという展開に、「千鶴丸を彷彿とさせる鶴丸を助けて川で亡くなるっていう脚本にしたのは凄い。切ないがお見事でした」と三谷幸喜氏の脚本に驚がくする声もあった。