ジョン・レノンの息子がウクライナ難民支援シングル 『イマジン』をリリースへ「全てを寄付するつもり」

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ジュリアン・レノン
ジュリアン・レノン

 英国のミュージシャン、ジュリアン・レノン(59)が、ウクライナ難民支援のため『イマジン』のシングル発売を計画中 だという。亡きジョン・レノンと最初の妻シンシアの息子であるジュリアンは、貧困撲滅へ向けた活動を行う非営利団体グローバル・シチズンから何かしてほしいと頼まれ、4月に初めて父のこの曲を演奏した。ジュリアンは、ロシアのウクライナ侵攻が続く中で、このシングルの売り上げを寄付する予定だ。

 『エルトン・ジョンズ・ロケット・アワー・オン・アップル・ミュージック1』に出演した際、ジュリアンはこう語っている。「僕はこの業界に入って以来、なんとなくその日を恐れていたんだ。いつも、世界の終わりだと感じられる場合にだけ、実際に歌うと言っていたから。この数年間、特に最近ではロシアとウクライナ間で起こっていることを見てきて、グローバル・シチズンに『いざという時に用意しているものがあるのでは?』と言われたんだよ。そして皆と同じように僕もテレビでこの惨状を目にして、ふと、これなんだと思ったんだ」

 さらに「以前から不安を抱いていたんだけど、一度『イエス』と言ってしまうと、『ああ、どうやればいいんだ?敬意を払いながら、他とは違う自分のやり方で、でもあらゆる面でこの曲を尊重するには』ってなった」「ピアノを鳴らすのじゃなくて、生のまま、できるだけあらかじめ作ったものではなく、心のこもったものを作ること。それが僕の唯一のやり方だった」

 『イマジン』はもともと1971年に発表され、今では音楽史上最も多くカバーされている曲の一つとなっている。ジュリアンは最終的に、自分の努力がウクライナの人々の助けになることを願っているそうで「この曲を近いうちに何らかの形でシングルとしてリリースし、すべてをウクライナと世界中の難民に寄付するつもりだと伝えておきたい」と語っている。

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