ソーシャルメディアから1週間、距離を取るだけでうつや不安症が軽減するという。インスタグラムやTikTokといったアプリの使用を一時的に止めることでメンタルヘルスに良い影響があることが英バース大学の新研究により判明した。
研究は18歳から72歳までの154人を2つのグループに分け、その1つにソーシャルメディアを禁止する実験をしたところ、ウォーリック-エジンバラ精神的幸福スケールが平均46から55.93に上昇。うつと不安症のレベルも下がる結果となった。
研究を指導した同大学のジェフ・ランバート博士はこう話す。「ソーシャルメディアは多くの人々にとって生活の一部です。欠かすことのできない自身の一部であり、他人との交流手段となっています。しかし、毎週スクロールすることに何時間も費やすことで、ネガティブな影響があると感じている人は、使用時間を減らすことを試してみる価値はありますね」