「マリリン・モンロー」肖像画 なんと254億円で落札! 最も高価な20世紀作品に

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 ニューヨークで開催されたオークション
 ニューヨークで開催されたオークション

 ポップアートの巨匠アンディ・ウォーホルによるマリリン・モンローの肖像画が、1億9500万ドル(約254億円)で落札された。1964年にシルクスクリーンで制作された「ショト・セージ・ブルー・マリリン」は、ニューヨークのクリスティーズで9日に開催されたオークションで、アートディーラのラリー・ガゴシアンにより落札され、2017年にジャン=ミシェル・バスキアによる1982年作の絵画が出した1億1050万ドル(約144億円)の記録を破り、アメリカ人アーティストによる史上最高額の作品となった。

 また、1億7000万ドル(約221億円)に税金と手数料が加算され1億9500万ドルとなった同作品は、パブロ・ピカソ作「アルジェの女たち」の2015年の税金と手数料込みの落札額1億7940万ドル(約234億円)を超え、最も高価な20世紀のアート作品にもなった。

 「現存する最もまれで超越したイメージの一つ」と表現される同作品の落札予想額は2億ドル(約260億円)となっていた。

 今回、同作を売りに出したのは、世界中の子供達に向けて教育と医療の支援をするトーマス・アンド・ドリス・アマン・ファウンデーション・チューリッヒで、収益は全額慈善活動にあてられるという。

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