マリリン・モンローが生前に所有していた料理本2冊がオークションにかけられる。1962年に他界したマリリンの所有が唯一確認されている書物である、1950年代に出版された「ザ・ニュー・ファニー・ファーマー・ボストン・クッキング・スクール・クック・ブック」と「ザ・ニュー・ジョイ・オブ・クッキング」が、22日にシーゲル・オークション・ギャラリーズで開催されるオークションに登場する。
予想落札価格が5万ドル(約550万円)から7万5000ドル(約820万円)となっているこれらのアイテムには、マリリンの書き込みが幾つか見られるほか、牛肉のブルゴーニュ風と脊髄のスープを中心にしたメニューのメモ、買い物リスト、マリリンがいたずら書きをしたチーズ・ラザニアのレシピの新聞の切り抜き、また1日3食、それぞれ選択肢のあるダイエットプランも含まれている。
TMZによると、そのダイエットプランには、朝8時にオレンジジュースもしくはプルーン煮と共にトーストとシリアルを食べた後、炭水化物の多い昼食を楽しみ、夜は、牛肉か鶏肉、子羊肉、(子牛か子羊の)胸腺、鶏レバーの中から選んで食べるようマリリンに指示しているほか、牛乳とクラッカーの2度のおやつ、就寝前夜11時のエッグノッグも含まれているという。
一方で1月には、マリリンが生前暮らした邸宅が、8800万ドル(約96億円)で売却されていた。