「ラッスンゴレライ」でおなじみのお笑いコンビ「8.6秒バズーカー」のはまやねん(31)が8日、サッカーJ1リーグ・G大阪―神戸戦が行われた大阪・吹田市のパナソニックスタジアム吹田にキッチンカーを出店。人気のサンドイッチやからあげを約400食売り上げ、客と記念撮影するなどして地元を盛り上げた。
はまやねんは今年3月からキッチンカーの営業を始め、週末などの休日を中心に各地で出店している。この日は看板商品の「てりたまサンド」、「野菜たっぷりアボカドサンド」を合計約200食と、「ねぎマヨ」「レモンペッパー」など5種のからあげ約200食を販売した。
キッチンカーの前にはひときわ大きな人だかりができ、朝10時の開店から閉店の14時30分頃まで行列が途切れることがなかった。芸人仲間や友人ら4人のスタッフが調理し、はまやねんは接客を担当。炎天下で休みなくキッチンカーの前に立ち続け、ほぼ全ての客と記念撮影に応じた。
吹田市出身のはまやねんは、この日のG大阪―神戸戦で行われた「吹田市民応援デー」を盛り上げるためキッチンカーで初凱旋した。「サングラスが怖いのか(写真撮影の時に)いつも子どもに泣かれるんですけど、今日は泣く子がいなかった。凱旋してよかった」と笑いを誘った。「(からあげ用の)フライヤーが1台だったので、(客を)とりこぼしました」と真剣に課題を分析する場面もあった。
今月は愛知に2回、千葉に1回出店し、この日で4回目。凱旋出店の売り上げは約40万円で、売れ行きが「めっちゃいい」という。今月はゴールデンウイークの影響もあり4回の出店で、はまやねんの給料が「90万円くらい」に達する見込みだと明かした。今後の出店予定については「ゴールデンウイークが忙しすぎたので今月はいったん休もうかと話している」と語った。
「久しぶりにこんなに忙しくしてます。当時(2014年のブレーク時)は23歳だったのでいけたんですけど、今は31歳なんで体にこたえる」。現在は、月に2~3回という芸人の仕事と並行して、キッチンカーの打ち合わせや仕込み、仕入れの作業で多忙な日々を送っているという。
「条件が合えば全国どこでも行かせてもらう」スタンスで、多い時は1日20件以上の出店のオファーがあり、メール担当者が「パンクしかけている」とも話していた。
6月3~5日は福島県のグルメフェスに出店予定。5月下旬~6月上旬頃からはかき氷の提供も始めるという。詳細ははまやねんのツイッターやインスタグラムで告知される。