ミュージシャンのジャスティン・ビーバー(28)がイタリア高級自動車メーカー、フェラーリのブラックリストに載った。所有する白の「フェラーリ458」をネオンブルーに変えたことがその理由だという。
フェラーリはその歴史を尊重するため厳格なルールを設けており、ジャスティンの選んだ色はその規範から外れたものだったようだ。更に2016年にジャスティンはロサンゼルスでのパーティーに興じていたところ、同車を紛失、チャリティオークションに出品していた過去もある。
他にもジャスティンは同車に不格好なフェンダーフレアやアフターマーケットのホイールリムといった改造を施していたそうで、ライフスタイルウェブサイトのluxurylaunches.comはこう説明している。
「これはフェラーリにとって直ちにブランドに対する冒涜となりました。フェラーリは、オーナーに対して購入してから1年間は自身の車を売ってはいけないというルールを定めており、事前にメーカーに連絡し、買い戻すオプションがあるのです。無許可の改造もひんしゅくものです」
フェラーリからNGを受けたセレブリティには過去に、50セント、ニコラス・ケイジ、キム・カーダシアンらがいる。
世界最大のフェラーリ・クラブを運営するファビオ・バロン代表は、「フェラーリは芸術作品です。製造元がその保護を強いることは正しい」とコメント。フェラーリの尊厳を守るべきだと主張している。
一方ジャスティンは先日、ヘイリー・ビーバーと結婚後の精神的な落ちこみを告白していた。「旅路だから。結婚した当初、ちょっとした落ち込みがあった。自分が抱える全ての問題が結婚で解決すると僕は考えていたけどそうじゃなかった。自分は何と言うか偽善者じゃないのかと自問したりする感じだった」