懐かしすぎるサンテレビのクロージング映像がNFTに!深夜に延々流れていたピクセルアート

杉田 康人 杉田 康人
サンテレビ
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 神戸の独立系テレビ局・サンテレビで1981年から2004年まで放送されていた一日の番組終了を告げる「クロージング映像」が、NFT(非代替性トークン=偽造できないデジタルデータ)になった。ブロックチェーンゲームや、NFTサービスを運営するCryptoGames(東京都渋谷区)と共同でオークション販売する。

 深夜のサンテレビで流れていた懐かしすぎるクロージング映像がデジタルリマスターされ、限定1点のNFTとしてよみがえった。

 23年間放送されていたクロージング映像は、当時の同局デザイン担当部員がDCG(デジタル・キャラクター・ジェネレーター)という最新機器を使用して製作。限られた色数しか使えないピクセルアートで「姫路の風景」「香住のカニ」「渦潮」など、同局の放送エリア・兵庫県各地の風景を表現した。

 国宝級の同局クロージング映像を後世に残すべく、5分30秒におよぶクロージング映像を全11カットに切り出し、1作品3万3000円(税込)からオークションにかけられることになった。第1弾として5月10日午後8時から、神戸市の須磨浦を表現したピクセルアートを切り出した作品「SUNTV CLOSING1981―SUMANOURA」の入札が始まる。

 同局は、販売時の利益から手数料を引いた額の5%を「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」を通じて寄付し、日本と世界の子どもたちの支援に役立てるという。

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