米俳優ニコラス・ケイジ(58)が、ミュージカルに出演してみたいそうだ。メタアクション・コメディ映画『ジ・アンベアラブル・ウェイト・オブ・マッシブ・タレント』でフィクション化された自身として出演するニコラスは、ミュージカルの世界に飛び込むことに「興味津々」であるという。
ローリング・ストーン誌のインタビューで、ニコラスはこう語る。「僕は今、興奮している。コメディーに戻ってきたからね。もう15年間もやってなかったんだ。もっとコメディーをやる機会があるかもしれないのはいいことだ」「でも、ミュージカルをやったことがない。 興味津々な分野だ」
またニコラスは、主にインディペンデント系の映画を作り続けたいと考えているそうで、「僕はただ、インディペンデント系作品のルーツを引き継ぎたい。『ピッグ』や『リービング・ラスベガス』『グランド・ジョー』のような映画、それが僕の本当の情熱なんだ。『救命士』を最近見たよ。あれは今までで一番いい映画かもしれない」と続けた。
一方、ニコラスは最近、憧れの役はジュール・ヴェルヌのネモ船長であることを明かしている。ニコラスは、ヴェルヌ著のSF小説『海底二万里』や『神秘の島』に登場する潜水艦ノーチラス号のネモ船長について、「ジュール・ヴェルヌの『ネモ船長』を演じたいというのは、主人公が海を愛していることに共感しているから」とソーシャルニュースサイトのレディットの質問欄に答えていた。