キューバ・グッディング・Jr(54)が、強制的に女性を触った罪を認めた。2018年にニューヨークのルーフトップバーで女性一人に対する痴漢行為で起訴されていたキューバが、13日にマンハッタンの裁判所に出廷、同意なしにウェイストレスの口にキスをしたことを認めたかたちだ。
キューバは、レストラン&ナイトクラブのLAVOニューヨーク内で起こったという同件に関し、「不適切に触られたと感じさせてしまった人に謝罪する」と話した。キューバは、2018年と2019年に異なる女性3人からニューヨークで不適切な行為を受けたとして訴えられ、それを全否定していたが、今回その訴えの一つである強制的に女性に触った行為を認めた。
ニューヨーク・タイムズ紙によると、服役刑を避ける司法取引を求めており、今後6か月カウンセリングを継続すれば、軽犯罪ではなく、より罪の軽いハラスメント罪での司法取引ができるという。
一方、キューバの息子メイソン・グッディングは今年1月のハリウッド・リポーターとのインタビューの中で、「誰もが自らの経験について心配せずに話せる時代に生きていることを感謝する」とした上で、自らを育ててくれた父親に関し「聞いたこと、読んだこと、話したことは、僕が知っている彼の行動とはかけ離れたものだ」と話していた。