寝ながらゲームができる「電動ゲーミングベッド」が発売 ”最強のゲーム環境” 介護業界からもヒント!?

松田 和城 松田 和城

 ゲーミング家具ブランド「Bauhutte」を手がけるビーズは、寝ながらゲームができるベッド「電動ゲーミングベッド BGB-100FA」を5日から発売。「小学校の時に考えてた最強のゲーム環境」や「介護用ベットみたい」など、さまざまな意見がネット上で寄せられ話題を呼んでいる。よろず~ニュースの取材に応じたビーズの広報担当・八巻氏は、介護業界から製作のヒントを得たことを明かした。

 日中ベッドの上でごろごろしながらゲームがしたい!そんなゲーマーの夢が現実となった。専用コントローラーのボタン操作で、上半身は最大60度、足は最大35度までリクライニング可能。上半身と足のポジションを別々に調整できる2モーター式を採用したことで睡眠・ゲーム・アニメ鑑賞・食事など、多くのシチュエーションに対応できる。

 八巻氏は「できる限り部屋の中で移動せず、快適にプレイできるような環境を目指しました」と説明。「介護用ベットみたい」という意見については「最終的に介護アイテムのような仕様に行き着くということで参考にはしております」と答えた。同社では、介護業界で使用されているジェル素材を使った座布団も過去に開発しているという。

 同ブランドではもともとゲーマーに向けたデスク周りや家具のレイアウトの提案を行っていた。当時から「寝ながらゲームがしたい」という要望が多く、2020年にベッドで使えるゲーミング家具で構成した「ゲーミングベット」レイアウトを公開するとネット上を中心に大反響で日本だけでなく海外まで波及したという。その後、家具に加え寝具も展開。「反響があった頃から『ベッド周りの家具だけでなく、ベッド本体(フレーム)も販売して欲しい」という声が多くありました」。ユーザーの夢を叶えるべく開発をスタートし、最新版の電動ベッド開発に至った。

 多くの電動ベッドで用いられるキャスター脚部ではなく、安定感のある固定脚を採用。ゲーマーがベッドの上で快適にプレイできるようにこだわり抜いた。また、パーツを組み替えることで、ベッドの高さも13.8、20.8、28.5cmの3段階に調節可能となっている。

 同商品はネット販売のみで、参考価格は5万7000円。反響が大きく、売れ行きも好調な滑り出しを見せているという。「おそらく早い段階で在庫がなくなってしまうのではないかなという見込みです」と答えた。

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