俳優で歌手のジャレッド・レト(50)が、人々はマーベル映画に「感謝」すべきだと考えているという。
ジャレッドは最近、同社のコミックを基にした数々の大作映画のおかげで、映画館の経営が成り立っていると発言したことで世間に波紋を広げたが、自身の考えは変わることなく、それをポジティブに捉えているそうだ。
『エンターテイメント・トゥナイト』にジャレッドはこう説明する。
「僕は自分の頭を砂に埋めて、バカなことをたくさん言って、みんなに楽しんでもらってるだけだ」
「興行収入を見れば、人々が何を求めているかが分かる。子供の頃、映画館で働いていたけど、実際に何が利益を生んでいるかという話だ。建物を維持し、人々を雇用し、エコシステムを繁栄させるための収益だよ」
「(マーベル映画は)おそらく最大の収益源だ。だから、ある意味、僕たちは感謝すべきだろう」
「特に映画や演劇の大ファンである者として、これらの映画が存在することに感謝すべきだ。だって、これらの映画が収益環境を支え、『ハウス・オブ・グッチ』のような大人のドラマを描く他の映画を上映する劇場が存在できるのだから。僕が言いたいのはこのことだよ」
「映画館というのは、神聖なものだと思う。それに美しいもの。僕の人生を変えたんだ」と続けた。
新作マーベル映画『モービウス』でタイトルロールを演じているジャレッドは、「3つの演技を1つでこなす」ことに挑戦。
「そこにかなり大きな変身があるのがよかった」と語った一方、同役がこれまで誰も演じたことのないキャラクターであり、自身がこれまで演じた作品とはまったく異なる作品であることから、参加したことは「とても光栄なことだ」と語った。