「わ わかんないっピ…」見た目のインパクトが強烈な「タコピー」のコスプレが話題に

松田 和城 松田 和城

 

集英社の漫画アプリ「少年ジャンプ+」で連載していた「タコピーの原罪」(作者・タイザン5)が、25日の更新で最終回を迎えた。同作は昨年12月10日の連載開始から人気を博し、最近では毎週金曜未明に最新話が更新されるたび、SNS上で話題に。ツイッターでは¥390(@kiyuryo1)氏が投稿した作中に登場する「タコピー」と名付けられた生命体「ハッピー星人」のコスプレ画像が、その見た目のインパクトから注目を集めている。

 「わ わかんないっピ…」

 第11話に登場し、読者の反響も大きいワンシーンを再現。不思議な力を持つ「ハッピー道具」が散らばっている様子も表現された。一方、作中での「タコピー」の外見は小さく、タコをゆるキャラ化したような見た目だが、投稿された画像では人間の胴体、手足が。そのギャップにひかれ多くの人から反響が寄せられた。¥390氏は4月29日、30日に幕張メッセで開催される「ニコニコ超会議2022」の参加に向けて、他の人がしないような面白いコスプレを出そうと考えたのがきっかけだという。「なるべく漫画の一コマになりきることを意識しました。どんぐりや花などはなるべく本物に近づけるように、形のわからないものは想像です」と説明した。

 顔の部分はバランスボールをベースに接着剤で固め塗料をぬり作成した。「ピンクの塗料が思ったより濃くなってしまってゆでだこみたいになってしまったのが心残りです」と振り返った。想定より赤くなってしまったことが少なからず影響したのか、「弱そうな男梅」「ノーバだろ」(ウルトラマンシリーズ)といった反応もみられたという。

 同作では3人の子どもがそれぞれいじめ、DV、”毒親”に苦しむ場面が描かれる。同氏は「絵柄に似合わず人間関係のドロドロしたところが表現されているところが好きです」と話した。

 同作自体の盛り上がりもあり、20日に投稿された同ツイートは25日時点で2万2000リツイートを超え、10万4000件を超えるいいねを獲得している。同氏は過去にもユニークなコスプレを投稿しバズッた経験があったが、今回の反響の大きさには驚いているようで「正直なんでこんなに反応が来たのかわかんないっピ…ってところです」と答えた。

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