俳優のペドロ・パスカル(46)が、映画「ジ・アンベアラブル・ウェイト・オブ・マッシブ・タレント」でニコラス・ケイジと共演し、驚愕した。ニコラスがフィクション化された本人として登場する同映画で、ニコラスの熱狂的なファンという億万長者のハビ・グティエレス役を演じているペドロは、自身の憧れの人と一緒に演技することに感激したという。
ペドロは、ムービー・エクストラ・ビデオズに「実際に自分にとってヒーローの1人に会うなんて想像もしていなかったよ。否応なく、他のどの人の映画よりも彼の作品をよく見ていたんだ。撮影初日に『アクション!』の声を聞いて、その場にいて体験したことをどう表現したらいいか分からない。ニコラス・ケイジと一緒のシーンにいられるなんて。凄いおべんちゃらに聞こえるかもしれないけど、本当にそんな感じだったんだ」と話した。
一方、ニコラスはトム・ゴーミカン監督による同新作を自ら観ることはないだろうとし、「メタになり、超現実的な自分自身を演じるという考えは、1人のニコラス・ケイジとって心理的に大いに侵されるかもしれないから、この映画を見ることはおそらくないだろうな。プレミアには行くけど、たぶん観客席には座らないよ」と語った。
また、ニコラスは、ペドロ、シャロン・ホーガン、ティファニー・ハディッシュら共演者たちに関しては「この作品に関わった誰もが、純粋な情熱と気遣いをもって臨んでいた。誰も手を抜いたり、ごまかしたりしなかった」と称賛。「素晴らしい脚本で、スタジオ間でかなりの入札合戦を繰り広げたんだ」と明かしていた。