デンマークが2010年以降に誕生した人々へのタバコ販売禁止を検討している。マグヌス・ホイニケ保健大臣は、次世代の喫煙防止を計画しているとして、こう話す。
「我々の願いは2010年以降に生まれた全ての人が喫煙を始めない、ニコチンベースのものを使用しないということです」
「必要となれば、購入可能な年齢を徐々に上げていき、この世代への販売を禁止する準備もあります」
現在デンマークの法律では、18歳以下のタバコ、電子タバコの購入が禁止されているものの、15歳から29歳までの国民の31%が喫煙者だという。
ホイニケ保健大臣は、喫煙は国内でのガンの主な原因であり、毎年1万3000人が亡くなっていることを危惧、今年2008年以降に誕生した人々のタバコ購入を違法化するニュージーランドに続く姿勢を見せている。