俳優のアーノルド・シュワルツェネッガーが、監督のアイヴァン・ライトマンが死去したにも関わらず『ツインズ』続編が製作されることを明らかにした。シュワルツェネッガーがダニー・デヴィートと共に似ても似つかない双子兄弟を演じていた同1988年作、トレイシー・モーガンが新たに加わり前作に引き続きライトマンを監督に迎えた続編『トリプレット』が企画されていた。
シュワルツェネッガーはオハイオ州で開催された「アーノルド・スポーツ・フェスティバル」で、同新作の行方について、こう話している。「前作『ツインズ』で監督を務め、同作でも監督を担う予定のアイヴァン・ライトマンが悲しくも亡くなったことで少し足止めとなっている」「だから我々は、全てのことが落ち着くまで少し待ってから、再検討するよ」「しかし、撮影は10月の予定だったから、そうなるかもしれない。別の監督を見つけてこの作品を続けるかどうか考えてみなければならない」
ライトマン監督は先月75歳で他界、シュワルツェネッガーは『ゴーストバスターズ』で知られるライトマン監督を偲ぶ言葉をソーシャルメディアに投稿していた。「アイヴァン・ライトマンはレジェンドだ。ハリウッドでは彼はとても存在感があり、コメディ界の王族だった」「実生活では、彼は高潔の士で、素晴らしい父親であり夫、友人、人間だった。彼は親切で寛大、非常に聡明で常に支えてくれる存在だった」「彼を知っている人なら誰でも、自分のストーリーの中に彼がいたはずだ。彼は確実に私のものに書き入れていたよ」