デュア・リパが、自身の曲「レヴィテイティング」を巡って提訴された。2021年にリリースされ、大ヒットを記録した同曲について、フロリダ州南部出身のレゲエバンド、アーティカル・サウンド・システムが2017年の自身らのシングル「リブ・ユア・ライフ」を盗作したものだとして、その売り上げの一部支払いを求めた。
TMZが入手した裁判書類によると、同バンドはデュアとそのチームが自分たちのその曲を確実に聴いていたと主張。「レヴィティティング」はそれを丸写ししたものと主張している。一方訴訟に至った明確な理由については記載されていないものの、両曲には特にサビに類似点があることが確認できる。
そして同バンドはデュアのレーベル、ワーナー・レコードも被告として挙げ「レヴィティティング」での売り上げの一部と損害賠償を請求、今回の訴訟について現在デュア側からのコメントは出ていない。
そんなデュアは最近ニューアルバムの制作に取り掛かっているとして「大部分の作曲を終えて、形になり始めてきたところ。たくさんの曲をレコーディングした。ビジョンも定まり、今のところ(ニューアルバムの)名前もある。楽しく実験している感じね。いつだって自分が作るのはポップミュージックなわけだけど、そこにはユニークな音があるわ。エキサイティングで、『フューチャー・ノスタルジア』からの変化を感じる。まだ赤ちゃんの状態だけど、どうなってゆくかしら。多分ファンの人たちが聞きたくない言葉かもしれないけど、私はそんなに急いでいないの」と話した。
そして、2020年にリリースされた「フューチャー・ノスタルジア」収録の「レヴィテイティング」が自分でも予想していなかったほどのヒットとなったことについても「人々のリアクションが最高な曲を前もって知ることは絶対できない。『レヴィテイティング』はアルバムの残り全ての曲を支配する曲だった」と続けていた。