ぼる塾・田辺智加のプロデュースおかき発売 推しブランドとのコラボに感無量「いっぱいお金使ってきた」

杉田 康人 杉田 康人
老舗「赤坂柿山」とのコラボおかきの味に自信を見せるぼる塾・田辺智加
老舗「赤坂柿山」とのコラボおかきの味に自信を見せるぼる塾・田辺智加

 お笑いカルテット・ぼる塾の田辺智加(38)が1日、都内であられ・おかきの老舗「赤坂柿山」の新業態「カキヤマシンスタイル」(伊勢丹新宿店)とのコラボを記念した取材会を行い、自身がプロデュースした5種類のおかきを披露した。

 グルメな母の教えで、田辺は赤坂柿山のおかきを幼い頃からずっと食べ続けてきた。テレビ番組などでファンを公言したところ、同社からオファーが届いたという。「伊勢丹もずっと通っていた。いつか(芸能界で)売れたらいいなと考えていたんですけど、売れる中におせんべいをプロデュースする仕事が入ってくるとは夢にも思わなかった。お菓子にはいっぱいお金を使ってきたが、ためになった」と、これまでの食費を取り返すような夢コラボを振り返った。

 田辺が同社に新作おかきの味を提案し、プロデュースしたおかきは「燻製」「鰹節」「パクチー」「ガーリック」「牡蠣」。田辺家ではおにぎり、おかきなどをかつお節シートで巻いて食べる習慣があったといい、商品化にあたってはこだわりの「にんべん」ブランドのかつお節シートを指定。「私が柿山とにんべんの手をつなげた。昔から好きなもので、私がつなげたと思うと感慨深い」と、思い入れを語った。

 おかきとしては異色の味となるパクチー、ガーリックについては「柿山の良さを、私がなくしてしまうのではないか」と葛藤があったという。試作と試食を繰り返し、伝統の味を崩さない5種類が完成。2月25日の発売開始からすでに2度、同店に来店。ぼる塾メンバーもこぞって購入している。「ものすごくいい味だった。思いのつまった5種類…思いしかないです。100点満点にしたら200、300点。想像以上の味と点数。上出来です」と自信を見せる。

 田辺自身は、20代の頃なかなか米菓に目を向けなかったと語る。和菓子店の関係者らと話す機会が多いといい、和菓子の素晴らしさにもう一度目を向けていきたいと熱弁する。「和の素晴らしさを20代から知っていた方がいい女になりますよって思います。せんべいの味に気を配れる女になってほしいです」と、若い女性におかきの魅力をアピールした。

 スイーツ仲間の指原莉乃に、プロデュースしたおかきを渡したいと意気込んだ田辺は「ずっと大好きな道重さゆみさんがインスタとかで、私が作ったおせんべいを食べているのを見たら泣きますね」と、推しの道重さゆみが口にすることを期待。ぼる塾4人でキッチンカーを運転し、田辺のプロデュース商品を販売しながら日本全国を回りたいとの夢を語った。

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