ヘンリー王子夫妻が、新作ドキュメンタリー「Cookie Queens」のエグゼクティブプロデューサーを務めることが明らかになった。夫妻の制作会社「アーチウェル・プロダクションズ」は、Beautiful StoriesとAJNA Filmsと提携し、米国で最も親しまれている習慣のひとつ「ガールスカウトのクッキー販売」を題材にした作品を手がける。
米「デッドライン」によれば、同作は「成長の物語」であり、販売の喜びやプレッシャー、痛みを描くという。説明文では「心をつかむ率直で温かい作品で、5歳から12歳までの4人の少女とその家族が、毎年恒例の販売活動を通じて奮闘する姿を追う」とされている。クッキー販売は単なる「Thin Mints（ミントチョコレートクッキー）」や友情の象徴ではなく、起業精神を学ぶ場でもある。笑顔やクッキー箱の裏には、長時間の活動や高い販売目標、期待の重圧が潜んでいる。
メーガン妃はこの企画に特別な思い入れを持っているという。幼少期にこのクッキー販売を自ら経験した妃は声明で「母がリーダーを務めるガールスカウトの一員だった私にとって、この映画には個人的に親近感があります」と語っている。
